フランス ギルドブロンズ 満州族クマ狩り小像

  • フランス ギルドブロンズ 満州族クマ狩り小像

フランス ギルドブロンズ 満州族クマ狩り小像

38,500 (税込)

H:14cm
W:16cm
年代:18世紀後半

フランスのギルド(鍍金)ブロンズ像 満州族(女真族)のクマ狩りの様子を描写した作品。

<コメント>
中国清王朝の支配民族であった満州族の貴人(皇帝?)の騎馬によるクマ狩りの様子を描写した作品。 空想上の中国人ではなく、非常に写実的であり、恐らく東西交流が活発化した乾隆帝(在位1735-95)時代の作品と思われます。清朝宮廷画家ジュゼッペ・カスティリオーネ(郎世寧)が活躍した時代です。
 満州族や北海道のアイヌの様なアジアの北方狩猟民族にとってクマは人間と同格の特別な動物にして、脅威、支配者、食料、女性の象徴でもありました。ヨーロッパの貴族の娯楽としての狩猟と異なり、クマ狩りと儀式によってクマは森の霊的存在になると信じられていたのです。
18世紀ヨーロッパ世界と中国清王朝の濃密な文化交流を示す貴重な作品。

数量

カートに入れる