中国 広東漆器庭園人物文ティーキャディー
¥33,000 (税込)
A Canton export black and gold lacquer tea caddy
15.7×8.7×10.7㎝
年代:1880年代
19世紀後半中国からヨーロッパへ輸出された所謂「広東漆器」。
ティーキャディーは主にイギリスで当時高価であった紅茶を保管するために用いられた鍵付き箱。
<コメント>
黒漆地に金で描金された広東漆器は17世紀から20世紀初頭までヨーロッパで永らく人気を博しました。ウィーン・シェーンブルン宮殿「漆の間」(1770)にその典型が見られます。
こちらは19世紀末ヴィクトリア朝のティーキャディー。小さなサイズの箱に鍵穴が付き、当時の紅茶の高価さを示しています。
汕頭錫器の内箱付属。
模様はロココ様式風の窓絵にて中国南部の様式の庭園で満州服の貴人達がお茶を楽しむ風景。
スレ、傷み等有。鍵なし。
ロンドンにて買付の非常にAnglo-Chineseな逸品。
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