
インド ビドリウェア 鍍銀ブロンズ蓮文鉢
商品番号:G1-3-352
¥25,300 (税込)
An Indian bidriware silver plated pot
D:24cm H:12.5cm
年代:19世紀
19世紀ムガル-インド帝国南西部カルタナカ州ビダールで作られた鍍銀ブロンズ鉢。
<コメント>
日本人には耳慣れないビドリウェア(Bidriware)とはインド南西部イスラム王朝バフマニー王国のスルタン、アラー・ウッディーン・アフマド二世(在位1436-58)の治世にペルシャ(イラン)とシリアの職人が伝えたとされるイスラム風の金属器です。意匠はトルコ、ペルシャ、中国、そしてムガル帝国の影響が混在しています。
1851年第1回ロンドン万博、1855年パリ万博でヨーロッパへ紹介され、イギリス領インド帝国時代シガレットケースやボタン、額縁、インクスタンドなどヨーロッパ向けのビドリウェアが制作・輸出されました。ロンドンのアンティーク市場で主にインド人ディーラーが扱っていますが、中々高価で日本の方がお安いです。
こちらは蓮の花がどこか我々日本人に懐かしいインドの神秘的な鉢。鍍銀が経年のスレで剥離した味わいが大変好ましい逸品💕
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